水田からの転作畑を後継ぐ若手農業者にとって、排水性、土壌の物理性改善は慢性的な悩みだと思います。

INGENのファムサポ事業部でも、そしてMr.カルテに登録している畑の先生陣も口をそろえて「まずは根本的な土壌改良」というのがつきものではありますが、台風やゲリラ豪雨は土壌改良完了を待ってくれませんよね。

豪雨時の緊急対策としてぜひ検討いただきたいのが「縦穴排水」です。

ちょうど現代農業12月号でも取り上げられていたこともあり、先日の両総土壌医の会にてネギ農家さんが早速取り入れた事例を紹介してくれました。

ホームセンターでドリル+本体合計で3万円もあれば手に入るオーガで取り回しよくできる栽培技術です。

ポイントは、2つ

・深さ30cm付近にできる耕盤層をしっかり抜けるよう、縦穴は50~60cmの深さしっかり掘ること

・掘った穴にもみ殻をぎゅうぎゅうと押し込むこと。(穴をもみ殻でふさがないと、臼井で見る見るうちに穴がふさがってしまいます)

この2つのポイントを守れば、穴の間隔は5m以上広げてもそこそこ排水効果を得られます。

今回の縦穴排水技術にご興味のある方、また根本的な土壌改良や、土壌改良の効果が表れるまでの対策などのご相談、あるいは畑の先生を探していら者る方は、お気軽にご連絡ください!

当社お問合せ先 https://ingen-inc.com/

両総土壌医の会はこちら 土壌医の会の千葉内陸地域支部です。https://peraichi.com/landing_pages/view/ryousousoildoctors/